今日、半休をとって父のお見舞にいってきました。
契約社員の書類をまだ提出していないのに
もう半休を取るなんて もうしわけないなと思いつつ
こんな時じゃなきゃいつ取る?・・・と
思い切って本社に行っていた所長に電話をしました。
すぐに本社から営業さんたちが戻ってきてくれて
(今朝は本社朝礼があって、私は留守番でした。)
「すぐ行った方がいいよ。」と言ってくれました。
本当は半休というのは1時まで仕事をしなくてはいないのだけど
その話をしたら
「そんなの いたことにすれば良いよ。どうせ所長来ないし。」と。
1時まで仕事して、夕方4時の送迎バスの乗るつもりでいたのだけど
早くに帰してもらったので、1時半の送迎バスに乗れました。
今日は母もそのバスに乗っていくとのことだったので
めずらしく二人そろってのお見舞。
12月24日の朝、「先生長いことお世話になりました。」と言い出し
酸素が低くなっていると電話があり、ドッキリ。
でも、その後は持ちなおし
28日に娘達をつれてお見舞に行った時は、会話が普通にできました。
まだ意識もしっかりしていたし・・・。
1月2日 に病院から電話をもらった時は
「水でもむせるようになったし、飲み込みが悪くなったので痛み止をやめます。」
と言われただけだったのだけど
その日の午後、母と夫と義母がお見舞いに行ったら
もう何を言っているのかわからないし、こちらのこともぜんぜん見なかったとのこと。
その数時間前(2日の昼頃)に田舎の人たちがお見舞いにいってくれた時は、
ちゃんと話をしたらしいのです。
帰るときに私の名前を「キミ、キミ。」と呼んでいたんだって。
それを母が田舎の人から聞いて、私に教えてくれたんだけど、
何だか切ないです。
最後の言葉が私の名前だったなんて。
その後、急に変になったみたい。
昨日も看護師さんから家に電話があって、
「31日に見た時は普通にしていたのに、3日に見たら反応がなくなっていたので
ナースステーションに近い山側の部屋に移しました。」と言われたそうです。
(私が携帯に出なかったので、自宅に電話があり夫がでた。)
私は今月から契約社員になったので2日から出勤。
8日までお見舞いにいけないはずだったのだけど
もう反応がないかもしれないけど、少しでも分かれば良いなと
今日お見舞に行くことにしたわけです。
どんな様子がとても心配しながら、病室に行き
「おじいちゃん。」と声をかけると
とてもうれしそうな顔をしました。
1日に撮ってきた、長女の巫女姿の写真を見せ
「E子だよ。巫女さんのアルバイトしたんだよ。」と言うと
うなずいていました。
良かった、意識はあるんだね。
もう意識がないみたいなこと言われたから
本当に心配したよ。
何をいっているのか、声がぜんぜんでないのでわからなかったのだけど
ティッシュを水にぬらして、くちびるを拭いてあげると
水が欲しいようなそぶりを見せたので
お水を少し吸い口で飲ませてみました。
気管に入ると怖いので、おそるおそるだったけど
何とか上手く飲むことができ
少し話ができるようになりました。
でも口を開いても、何をいっているのかやっぱりわからなくて・・・。
解ったのは「バカヤロウ。」と「もう帰れ。」
おじいちゃんて、こんなになっても
相変わらず「バカヤロウ。」と「もう帰れ。」なんだなぁ。
なんだかおかしくなってしまいました。
そしてなぜかホッとしました。
憎まれ口がまだきけるのだから、まだ大丈夫なような気がしました。
義父は脳梗塞で入院中、まったく口をきかなくなっていたのだけど
亡くなる1週間前にオムツ替えをしてくれたヘルパーさんに「ありがとう。」と大きな声で言ったのだそうです。
そして、義母には「ごくろうさん。」と声をかけたとか。
もう自分でわかっていたのかもしれませんね。
うちの父の最後の言葉は「バカヤロウ。」になったりして・・・。
それって、あんまりだよね。
でも最後が私の名前じゃなくて良かった。
だって、それではあまりに私が辛いもの。
でも、良く考えてみたら
田舎の人が帰るとき、「キミ、キミ」と呼んだのは
「田舎の人が帰るから、何かみやげを渡せ。」ってことだったんだと思う。
いつも田舎の人がうちに来ると
お土産を渡すように、私に言うので、そのことを思い出したのだと
思います。
「ゼリー食べる?ヨーグルトは?」と聞いてみたけれど
首を横に振っていました。
「アイスクリーム食べる?」と聞いてみたら
今度は首を縦に振ったので、売店でアイスを買ってきて食べさせてみまいした。
元気な人のほんの半口くらいの量を、5回くらいに分けて食べました。
少しでも口に入ってよかったです。
父の歯はいきなり虫歯がひどくなっていました。
82歳ですべてが自分の健康な歯だったのですが
これが返って仇となり、虫歯になってしまったわけです。
入れ歯だったら、手入れが楽だったのにね。
父の舌は半分が妙に茶色になっていました。
これって、ガンの転移?
骨に転移しているのはわかっているのだけど
もうガンの治療はしないので、検査もまったくしていないんですよね。
ですから、ガンがどれくらいどこに転移しているのか
まったくわからないのです。
歯の虫歯に見えるものも骨に転移したガンだったりして?
舌が茶色いのは舌ガンだったりして?
口臭がとてもひどくなっていて驚きました。
これは虫歯のせいなのか?
でも、もしかしたらガンの末期の匂いかも。
昔、整体のおじいさん先生に
末期がん患者はすごくクサイ匂いがすると聞いたことがあるのです。
細胞がガンに犯されて腐っているから匂うのだと。
本当かな。
もし本当なら、末期がんのせいで口臭がひどいのかも
しれないです。
先生は「よくなることはもうありません。
痛み止めもやめて、様子をみています。
痛みが出てくれば座薬を使います。
はっきりいってよくわかりません。」
この先生は入院した時から、「良くわかりません。」って言うんだよね。
たしかに国立の先生も「半年後かもしれないし、年内かもしれないし
このまま3〜4年生きているかもしれないし。」と言っていたので
良くわからないのは本当だと思います。
若い人と違って、個人差がかなりあるみたい。
でも「半年後と年内」はクリアできましたね。
後は苦痛があまりなく、穏やかに過ごしてもらえたらと思います。
こんな時、近くの病院だったら、仕事帰りに病院に毎日でも寄れるのだけど
今の病院は、ちょっと遠いいし、送迎バスじゃないと行けないし
そのバスは1日2本しかないし。
今さら近所の病院へ移すのも・・・。
意識がなくなったら、近所の病院へ移そうかとも考えたんだけど
意識がなくても、感じるもので、すごいストレスになるらしい。
移動中に亡くなる人、転院してすぐ亡くなる人も
かなりいるらしい。
お見舞に行く方は大変だけど、やっぱり本人のことを考えたら
このまま今の病院に居る方がいいんだよね。
寝たきりでもお風呂に入れてくれるし、寝た位置も時間を見てかえてくれて
床ずれができないようにしてくれているし。
どうするのがベストなのかな。
難しい。
でも今日お見舞に行って少し安心しました。
意識があるのがわかったから。
まだきっと大丈夫。
そう信じていよう。
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